花と訪花昆虫

ワタラセツリフネソウの花にはいろいろな昆虫が訪れています。

訪花昆虫は花粉の媒介者として重要な意味を持っています。

ハナバチ、ミツバチ、マルハナバチ、クマバチなどの蜂類、ホウシャクという蛾の仲間、ハナアブ類、小型の甲虫類などが見られました。

くるくると渦を巻いた萼筒の尾端からは甘い蜜が出されていますので、主にそれをなめに来るのですが、花粉を食べるものもいます。蜜はなめてみるととても甘いです。



小型のハナバチが花粉を食べている。


セイヨウミツバチが遊水地では一番多い。
潜り込んで蜜をなめる。
背中が白くなっているのは花粉が着いたため。


ホウシャクという蛾。
ホバリングして蜜を吸う。
花にとっては花粉を媒介してくれないから迷惑かも。


クマバチ
巨大なので花に潜ろうとせず、渦巻き部分に穴を開けて密を吸っている(盗密)。


マルハナバチ?
潜り込んで密を吸う。


コハナバチ?