絶滅危惧植物 (3/4ページ)

ランクは「環境省版レッドリスト 2012」による



ミズニラ
ミズニラ   ミズニラ科  準絶滅危惧

水生のシダ植物。
渡良瀬遊水地では放棄水田に生育していました。
また掘削地でときおり出現します。



マツバラン
マツバラン   マツバラン科  準絶滅危惧

『渡良瀬遊水地植物ガイドブック』執筆・監修者の加藤裕一氏により谷中湖の周囲堤で発見され(2012年)、齋藤広通氏によって確認されました(2016年)。
狭い範囲に数株ありました。



ホソバイヌタデ
ホソバイヌタデ   タデ科  準絶滅危惧

どこにでもあるイヌタデに似ていますが、花の色が独特のうすいピンク色をしています。
樹林下、水路沿い、掘削地などに群落があります。



ナガバノウナギツカミ
ナガバノウナギツカミ  タデ科  準絶滅危惧

北部の湿地などの数カ所に生育していますが少ないです。



カザグルマ
カザグルマ  キンポウゲ科  準絶滅危惧

2007年渡辺研二氏により、林縁で数個体が
確認されました。



コイヌガラシ
コイヌガラシ  アブラナ科  準絶滅危惧

水路際の砂地や掘削地などで見られます。



アズマツメクサ
アズマツメクサ  ベンケイソウ科  準絶滅危惧

水路際の泥地や、比較的水分の多いヨシ原でまれに見られます。



タコノアシ
タコノアシ   タコノアシ科  準絶滅危惧

日当たりの良い湿地に生えます。
たいてい掘削地でたくさん出るので、攪乱に依存している印象を受けます。 



ノウルシ
ノウルシ   トウダイグサ科  準絶滅危惧

ヨシ焼き後に原野を黄色く彩ります。
比較的普通に見られます。



ウスゲチョウジタデ
ウスゲチョウジタデ  アカバナ科  準絶滅危惧

掘削後の湿地に出ます。



エキサイゼリ
エキサイゼリ   セリ科  準絶滅危惧

日本固有の1属1種で、世界的にも貴重なもの。
ヨシ・オギ原に広範囲に点在しています。
ヨシ焼きの恩恵を受けているものの一つと思われます。



サクラソウ
サクラソウ   サクラソウ科  準絶滅危惧

小さな群落が数カ所にあります。


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アサザ
アサザ   ミツガシワ科  準絶滅危惧

池沼の水面に葉を浮かべ、6-8月頃黄色い花を咲かせる。
南部のゴルフ場内の水路にわずかに見られましたが、改修工事で消滅しました。
その後、越流堤下の水たまりに出ました。



チョウジソウ
チョウジソウ   キョウチクトウ科  準絶滅危惧

主としてヨシが茂らない林縁などに群落があります。
園芸採取されるため、すっかり見られなくなってしまった場所もあります。



ミゾコウジュ
ミゾコウジュ   シソ科  準絶滅危惧

公園、道ばたなどでよく見られます。また掘削地によく出るので、攪乱に依存している印象を受けます。



カワヂシャ
カワヂシャ   ゴマノハグサ科  準絶滅危惧


小水路などに見られます。



イヌタヌキモ
イヌタヌキモ  タヌキモ科  準絶滅危惧

西部のゴルフ場内にあるいくつかの池に生育しています。
以前は第1調節池の湿地にもありましたが現在は見られなくなりました。



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